中学生の時、久し振りに会う祖母の足取りが悪く、私のぎこちない手助けやサポートにも「ありがとう」と言ってもらえたことがうれしくて、もっと上手にサポートが出来ないかと考えていました。生活の手助けをすることが介護をすることだと知り、職種として介護職を目指すきっかけになりました。

利用者さまの日常生活、食事・排泄・入浴・着替えをサポートさせていただいています。日々の経過をタブレット端末を使って入力管理し、また、利用者さまのリハビリ計画を立て、無理のない範囲で声かけしたり、手を貸したりしながら身体の機能維持や拘縮予防につなげています。
施設では、介護スキル向上のため、計画を作成して、講師を担当させていただいております。法人全体の取り組みとして「ノーリフティングケア（利用者さまと職員の負担が少ないケアの一つ」の普及に向けて運営メンバーとなり、職員同士で意見を出し合い、日々業務内で浸透できるように取り組みをしています。

利用者さまとコミュニケーションを積極的に図り、その方自身を出来る限り理解したうえで、自分の声かけやケアに対して感謝や笑顔をいただけると、その方に寄り添えているなと実感しますし、やりがいを感じています。

利用者さまが安心できること、穏やかな気持ちになれるように、その方お一人お一人に合わせて言葉づかいや声がけを使い分けています。心地よさを意識しながら、日々寄り添うようにしています。